朝、ベッドから起きた時に足元に愛犬がいたり、椅子に座っていた時に愛犬が寄り添うように足元に来たり、、、そんな経験はありませんか?
「いや、可愛いんだけどさ、、、何のために来たの?」と、疑問に思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
今回は、犬が足元で寝る理由と、可愛い行動だからといって、つい見逃してしまいがちな注意点についてお話していきたいと思います♪
犬が飼い主の足元で寝る「3つ」の理由!!!
夜寝るときや、昼間飼い主さんが椅子に座っているときなど、ふと気付いたら愛犬が、ちょこんと飼い主さんの足元に寄り添うようにやって来たり、、、
可愛いんだけど、何をするわけでもないのに、何でやって来たの?と、疑問に思うこともありますよね。
その理由には、驚くべき犬の心理が隠されていました!!!
愛犬のことをもっともっと知りたい飼い主さんは、理解するヒントにしてみてくださいね♪
その1:飼い主さんを守ろうとしてくれている
元々、犬は単独行動ではなく、オオカミのように集団で行動する習性を持っているんです!
寝るときには、お互い身を寄せ合って守るようにしています。
愛犬が足元で寝ているのを見かけるのは、きっと飼い主さんを守ろうとしているからだと考えられます。
飼い主さんは敵ではないですからね、、、(笑)愛犬が守るべき相手なのです。
反対に「飼い主さんが、自分のことを守ってくれている」という、絶対的信頼を置いているようです!
どちらにせよ、仲間としてきちんと認識してもらえていますし、喜ばしいことですよね♪
その2:安心できる場所
続いての理由です!
犬は、大変縄張り意識が強く、本当に安心できると思った場所でないと寝られません。
なので、その安心できると思った場所が、たまたま飼い主さんの足元だったのです!
「たまたま」と聞くと、聞こえが悪いかもしれませんが、愛犬が自分のテリトリーに飼い主さんが入るのを許可しているということは、それだけ愛犬は飼い主さんに心を許しているという証拠です♪
その3:甘えている
最後の理由です!
ただ単に、飼い主さんのことが大好きで、ひとときも離れたくない、ずっと一緒に居たい!という気持ちの現れといえます♪
私はこれを聞いたとき「付き合いたてのカップルか!」って思いましたけどね(笑)
何とも微笑ましいです、、、(笑)
犬も私たち人間と同様、寂しさを覚える生き物です。
夜、飼い主さんがベッドに入るのを知り、離れるのが寂しくなって、足元までついて来ているのかもしれません。
昼間、飼い主さんが椅子に座っているときなどの場合もこれに当てはまります。
本当に可愛いですよね♪
ベッドの上で寝る場合は要注意!?
上記で紹介した、犬が飼い主さんの足元で寝る理由はどれをとっても良いものばかりでしたよね。
逆に「悪いところなんてあるの?」と、疑うほど、、、。
ですが実は、気を付けなければいけない注意点もあるんです!!
犬だけではなく、飼い主さんの健康にも影響してしまうことなので、当てはまっていないか確認してみてくださいね♪
寝不足を引き起こしてしまう
どの飼い主さんも、寝返りをうつことはありますよね?
夜寝ているときに、犬や飼い主さんが寝返りをうつことで、どちらか、もしくはお互いを起こしてしまい。眠りが浅くなってしまう可能性があるんです。
寝不足は人間にとってはもちろん、犬にとっても健康的によくありません、、、。
犬は警戒心がとても強い生き物なので、そんな些細な動きでも、敏感に反応してしまいます。
もし「最近、寝不足かも、、、。愛犬も大丈夫かな?」と感じたら、要注意しましょう♪
ケガの危険性がある
熟睡していると、寝ているとき無意識に、愛犬を蹴ってしまう可能性があるんです、、、!
そして、ケガをしてしまう、、なんてこともおきかねません。
もし、重大なケガをしてしまっても、熟睡していると、即座に気付いてあげられなかったりもしますよね。
また、愛犬が気付かないうちに移動していて、飼い主さんの寝返りによってケガをさせてしまう、、なんてこともあるんです。
一緒に寝る際には、こういったリスクがあることも、頭の片隅に置きながら行動していきたいですね!
衛生面での不安がある
犬が、飼い主さんのベッドの上で寝ることによって「抜け毛やヨダレ」による衛生面での不安が考えられます。
飼い主さんが、元々アレルギーを持っていなくても、体質によっては雑菌などの繁殖によって、肌の痒みを引き起こしてしまう可能性があるんです!
また、ノミやダニといった虫が、犬から移動してくる可能性もあります。
なので、シーツを洗って常に清潔なものを使用したり、愛犬をなるべく清潔に保てるように、洗ってあげられるといいと思います♪
分離不安症を引き起こしやすくなる
飼い主さんは、愛犬が自分の足元に来ると、ついつい可愛くて甘やかしたくなってしまいますよね、、、!
しかし、その甘やかしを続け、過度に甘えさせすぎると「分離不安症」を引き起こしてしまう可能性があるんです。
分離不安症とは、飼い主さんが外出しているときなど、飼い主さんが居ない場で、強いストレスを感じてしまう心理障害です!
症状として例を挙げると、お留守番の時に暴れてしまったり、吠えたりといった行動をとってしまいます。
分離不安症にさせないためにも、甘やかしすぎているな、ベッタリしすぎているなと感じたときは、別々に寝るといったことも大切なのかもしれませんね。
分離不安症とは不安障害のひとつで、飼い主様が見えなくなると、極度の不安から、鳴き続ける、そそうをする、周りの物を破壊するなどの症状が現れる状態のことです。
分離不安により、
ずっと吠えているので、近隣の方とのトラブルを招く
家具や周りの物を破壊する
飼い主様が見えなくなると、そそうをする
など、日常生活が難しくなることもあります。
犬は何歳になっても、飼育者や家族による保護(依存や世話)が必要で、それが犬との生活の醍醐味ではありますが、分離不安が進むと、飼い主様と犬との生活の質が低下してしまいます。
そして、分離不安症は、日常生活だけでなく、ペットホテルや他の人に預けることや、入院しての検査や治療も難しくなったりします。
犬が飼い主の足元で寝るのをやめさせる方法
「そんなこと言っても、愛犬が可愛すぎて、自分の足元に来られたらやっぱり甘やかしてしまうよ〜」「でも、愛犬をケガさせたくはないし、衛生面も気になる、、、」そんな飼い主さんは、愛犬が足元に来なくなってしまえば改善すると思うんです!
役立つ方法を教えちゃいます♪
犬用のベッドを足元に置いてみる
ご自宅に、犬用のベッドはありますか?あると、とても役に立ちますよ!!
足元のすぐ近くに、犬用のベッドを置いて、寝床を作ってあげてはいかがでしょうか?
一緒のベッドに寝ないことにより、寝返りによるケガのリスクや、ノミやダニによる衛生面の心配も無くなります♪
今から愛犬専用のベッドに慣れさせておくことで、いずれベッドの場所を変えたいときや、引越しをしたときなど、そのベッドを移動させるだけで済みますので便利ですよ!
飼い主さんの匂いがついた毛布を与えてみる
犬は、元々嗅覚が鋭いため、安心できる飼い主さんの匂いを嗅いだらリラックスできるんです。
なので、寝床に飼い主さんの匂いがついた毛布を与えてあげることで、愛犬だけでも寝られるといった可能性が期待できそうです♪
ぜひ、試してみてくださいね!!
まとめ
愛犬が、飼い主さんの足元で寝るというのは、安心している証で、信頼しきっている証拠です!
しっかり、愛情を注いであげているということなので、安心して引き続き関係を築いていってくださいね♪
しかし、一緒にベッドに寝るのは、控えたほうがいいかもしれません、、、。
ケガや衛生面も気になりますし、安心して眠りにつきたいですからね。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 「飼い主を守ろうとしてくれている」「安心できる場所だから」「ただ単に大好きで甘えているだけ」が、3つの理由
- ベッドの上で一緒に寝る場合は要注意
- 「寝返りによって、お互いが起きてしまい寝不足になる」「熟睡していると、無意識に蹴ってしまいケガをさせる」「ヨダレや抜け毛によって、ノミやダニが繁殖する」「分離不安症を引き起こす」これらがベッドで寝る場合の注意点
- 足元で寝るのをやめさせる方法は「犬用のベッドを飼い主の足元に置く」「飼い主の匂いがついた毛布を与える」
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