犬が自分の足を噛むのはなぜ?驚くべき原因と病院に連れて行くべき症状とは⁉︎

愛犬が、自分の足を舐めたり、噛んだりしている所を目撃したことはありませんか?

「遊んでいるだけなのかな〜?」「こんなに噛むなんて、もしかして病気なの?」など、飼い主さんは様々なことを考えると思います!

もちろん、気にすることはない場合もありますが、逆に病院に連れていかなきゃいけない場合もあります、、、。

今回は、そんな気になる問題を解決していきましょう!

なんで犬は、自分の足を舐めたり噛んだりするの?

 

 

犬が、自分の足を舐めたり噛んだりするのには、ちゃんとした理由があるようです!

気になりますよね??

まずは、その理由について解説していきます♪

暇つぶし

 

 

犬はすることが無くなり、退屈になると、自分の手や足を舐めることがあるようです。

前足の手首や肘の間辺りを、ペロペロと一生懸命に舐めている場合は、暇つぶしで舐めている可能性が高いです!

「朝起きたら愛犬の手が真っ赤になっていた」「特に舐めている様子はないのに、ふと気付くと、、手が赤いのはなんで?」など、飼い主さんがビックリするようなこともあります。

ですが、それは飼い主さんが見ていない時や、飼い主さんが寝た後など、犬は暇な時を見計らって舐めているようなんです!!

でも、私も見たことありますが、愛犬がペロペロ自分の手や足を舐めている姿を見たら、なんとも可愛らしい姿なんですよね、、、(笑)

気持ちを落ち着かせるため

 

 

逆に、マイナスの理由もあるんです、、、。

それは、犬は緊張したときや、怖い思いをしたときに必死に自分の足を舐めるんです、、!

例えば、愛犬が室内のものを壊してしまったとします。

その際に、飼い主さんが近づいてくると、愛犬は賢いのでこの後怒られることを理解してるんです。

なので、気持ちを落ち着かせるために、飼い主さんから目線を外して、自分の足をペロペロと舐めたりするようです!

ストレス

 

 

最後の理由は、犬自身が強いストレスを抱えることにより、自分の足を噛んだり、舐め続けたりして自分を傷つけるといったものです。

これは「家族が、全然構ってくれない」「大きな音が苦手なのに、近くで大きな音がよくしている」など、人間にとってはそんなこと?と思うようなことでも、犬にとっては極度のストレスがかかっている場合があります、、、。

そのストレスを紛らわすために、自分自身を傷つけてしまうのです。

この他にも、犬自身の怪我や病気によって、足を舐めたり噛んだりすることがあるので、次はそれらについて解説いたします!

犬が、自分の足を噛んだり舐めたりすることによって、教えてくれる怪我や病気とは?

 

 

犬自身の心を満たすような行動の他にも、怪我や病気にかかっていて、お話できない分「助けて、、、!」というSOSを、飼い主に出してくれている場合もあります!

どのような怪我や病気から、足を舐めたり噛んだりする行動をとるのでしょうか?

痒み

 

 

肉球や指の間は、アレルギーやアトピーによるかゆみが出やすい場所です。

なので、そのような何らかの原因で痒みが発症してしまうと、足を舐めたり噛んだりするといった行動をとるようです!

また、飼い主さんは愛犬をお散歩に連れ出すことも良くあると思いますが、その際に草むらに入って、手足がかぶれたりすることも多く、痒みが出てしまうことも、、、。

いろいろなものに触れている所を、よく目にすることが多いのではないでしょうか?

そして、犬は人間よりも体温が高いため、蚊やダニなどの虫に刺されやすく、それらの原因でも痒みが出るため、足を舐めたり噛んだりするのです、、、!

傷み

 

 

こちらは、手首や足の捻挫、骨折や打撲、爪が折れてしまっている、お散歩の際にトゲが刺さってしまいそのままになっている、、、などの手足に痛みがあることで、その患部を舐めたり噛んだりするのです!

犬は痛みを感じると、激しく鳴くといったイメージをもたれがちですし、実際私自身もそうでした。

しかし、そうとは限らない場合も多いのです。

これは野生の頃の名残で、外敵から自分の弱みを悟られないように、痛くても鳴かずに舐めたり噛んだりして我慢してしまうようです、、、。

痺れ

 

 

椎間板ヘルニアや、血栓塞栓症などの病気によって神経に麻痺が生じると、手足に痺れが起こり、自分の手足を舐めたり噛んだりすることがあります!

犬の椎間板ヘルニアとは?

背骨同士をつないでいる椎間板に変性が生じることで、背骨の中にある脊髄を圧迫する病気です。

脊髄が障害を受けることで、痛みや足の麻痺などさまざまな神経症状を引き起こします。

ダックスフンド、ペキニーズ、ビーグルなどの犬種で多く発症するといわれています。

出典:https://www.anicom-sompo.co.jp

犬の血栓塞栓症とは?

大動脈血栓塞栓症とは、おもに腹部大動脈分岐部に血栓が詰まって後肢の血流悪化が起こり、後肢の不全麻痺を起こす病気です。

殆んど心筋症の猫が発症します。

犬での発症はかなり珍しく、原因となる基礎疾患は、蛋白漏出性腸症、蛋白漏出性腎症、心疾患、副腎皮質機能亢進症、腫瘍、糖尿病などといわれています。

出典:http://www.hamurachuo-ah.jp

簡単に言うと、椎間板ヘルニアは腰が痛い病気、血栓塞栓症は心臓が悪い病気なのですが、手足とイメージは繋がりにくいですよね?

しかし、犬はそれらの病気で手足が痺れることから、手足を舐めたり噛んだりすることがあるようです!

どのような症状なら、病院に行った方がいいのか?

 

 

愛犬が足を舐めたり噛んだりしていても、何事もないのか、はたまた病気でそれをわかってほしくてやっているのか、、、

言葉が話せない分、わからないことも多く、戸惑ってしまいますよね、、、。

次は、どのような症状なら大丈夫なのか?どのような症状なら病院に行った方がいいのか?を、解説していきます♪

愛犬が足を舐めたり噛んでいても大丈夫なケース

 

 

愛犬が足を舐めたり噛んでいても、どのようなケースなら、病院に行かずに大丈夫なのか?

それは、愛犬だけで居る時や、寝る前などに舐めたり噛んだりしているだけで、その他の時は特に舐めたりせずに、手足も赤くなっていないのであれば、大丈夫なようです!

退屈を紛らわせているだけということです(笑)

病院での受診をした方がいいケース

 

 

愛犬がただ単に、足を舐めたり噛んだりするのではなく、このような症状が出たら病院で受診した方がいいようです。

受診の勧め
  • 手足が真っ赤になっている
  • 足先が腫れて、毛が抜けてしまっている
  • 前足や後ろ足を引きずっている
  • 手足が震えている
  • 足先が冷たくて、肉球の色が薄くなってきている

このような場合は、単に痒みや暇つぶしが原因ではないようです。

そこをさらに、舐めたり噛んだりしてしまうと、そこから雑菌が入ってしまったりして、悪化してしまう可能性もあるのです、、、!!

愛犬が元気なうちに、早めに受診してあげたいものですね。

まとめ

犬が足を噛むのは、お話できない分、飼い主さんへのサインです。

愛犬の体に異常はないか?運動量は適切かどうか?など、飼い主さんが気付いてあげられることもたくさんあるので、生活スタイルも見直せたらいいですね♪

愛犬との時間がなかなか取れていない飼い主は、出来るだけそばにいてリラックスさせてあげることができたら、足を舐めたり噛んだりすることも段々と無くなっていくと思います!

「寂しいだけ」ということが多いですから、、、。

最後まで読んでいただきありがとうございました。